今回は私達の会社を立ち上げるきっかけになった脳科学とその中でもワーキングメモリに関しての内容について少しお話ししたいと思います。
前述した通り脳科学で子供の能力を最大限引き出せる可能性があるという言葉に感銘を受けKID ACADEMYはできた訳ですが、その中でも前頭前野が司っているワーキングメモリに関しては沢山の論文発表がなされています。
ワーキングメモリとは?
情報を一時的に保持し、操作する能力で、学習や認知機能に深く関わっています。
研究によると、ワーキングメモリが高い子どもは、数学や読解力といった学業成績でも優れた結果を示すことが確認されています。特に、幼少期にワーキングメモリトレーニングを行うことで、認知能力や問題解決力、自己制御力が向上し、時間が経つにつれてその効果がより顕著になるという結果が得られています。
さらに、ワーキングメモリは将来の学習に向けた準備の基盤となり、読解や数学の能力向上に結びつくとされています。学業だけでなく、自己規制能力の向上や衝動の抑制といった学校外のスキルにも良い影響を与えることが分かっています。このため、ワーキングメモリの強化は子どもの学習能力を支え、特に早期介入が将来の学業成功に大きく貢献すると期待されています。
有名論者
アメリカでは、フロリダ大学のAlloway博士が、ワーキングメモリがIQとは別の独立した認知機能であり、学業の成功に直接関連していると指摘しています。また、ワーキングメモリトレーニングが、数学や読解力を含む様々な能力に長期的な効果をもたらすことが確認されています。
その他沢山の教授がワーキングメモリに関して論文発表しています。
Alloway博士著者 この本は面白いのでぜひ読んでみてください。(かなり分厚いです)
私たちは特に未就学期において最もワーキングメモリの介入が効果があると考えており発達に関しても効果があると考えています。このカリキュラムはKID ACADEMYが提供する内容の一部に過ぎませんが沢山の子供達に対して効果を感じてきました。
発達に関してお悩みがある場合はぜひご相談してください。私は療育のプロフェッショナルとして全力で子供達と向き合います!