
みなさんこんにちは。
今日はKID ACADEMYのカリキュラムの一つの愛情トレーニングについて説明していきます。
愛情トレーニングとは主にスキンシップやマッサージ、表情の練習(ミラートレーニング)などが当てはまります。
その中でも今日はスキンシップについて話していきたいと思います。
本来赤ちゃんはスキンシップや抱っこなど肌と肌が触れ合う環境が当たり前の中で生まれてきます。
インターネットではカンガルーケアには様々な情報が出ていて賛否両論のようですが
本来の赤ちゃんが産まれる環境要因としてカンガルーケアは間違いなくした方がいいと思っています。もちろんヒヤリハットには細心の注意をはらって事故が起きないようにしないといけないですけどね。

人間はスキンシップをしているときにオキシトシンというホルモンが分泌されます。
オキシトシンは別名愛情ホルモンとも呼ばれていて、その名の通り愛を感じる時や大切に思われていると感じた時やスキンシップしている時や仲の良い友達と一緒にいる時や感動する映画を見た時、ペットと戯れている時など
情動の部分に触れるような時に脳内で出ています。
このホルモンは最強で
•ストレスが緩和する
•不安や恐怖心が減少する
•共感力が高まる
•学習意欲と記憶力向上
•感染症予防につながる
•幸せな気分になる
•免疫が上がる

などなど病気まで防げちゃうんです。
面白いのは先生と子供でスキンシップしている時にどちらかにオキシトシンが出ていたら
相手にもオキシトシンを放出させる効果があるんです。

愛情トレーニングを通してマッサージやくすぐり、ハイタッチをすることや一緒に笑うことでカリキュラムの中でオキシトシンがたくさん出るようにKID ACADEMYでは心がけています。

発達の過程の中でスキンシップはコミュニケーションの第一段階ですよね。
皮膚感覚が定型的に発達していないと自分の感じる痛みにも鈍感になるので自傷行為がある子は皮膚感覚の発達があまりしてないケースが結構あります。
カンガルーケアは皮膚感覚の発達にも効果があることがわかっているので
30分以上やった方がいいですね。
皮膚感覚から発展し自分で痛みを感じることや心地よいと感じること、オキシトシンが適切に排出されることで他者に対しての心の理論に発展していきます。
その一番最初が赤ちゃんとのスキンシップです。

皮膚感覚が弱い場合はくすぐりやマッサージを愛情を込めて行うことで改善していくケースも多々あります。理論上は先生がオキシトシンを出しながら子供に接していれば
子供にそれは伝わりますからね。

子供に接して子供たちの能力を少しでも引き出していけるように
KID ACADEMY先生一同、愛情第一で接していきたいと思います!
今日はオキシトシンとスキンシップの話でした!ではまた!