facebook

ADHDだとアトピー、喘息、鼻づまりに悩まされることが多い?

カテゴリー:, ,

この記事のハイライト

・ADHDだとアレルギー関連の症状に悩まされやすい

・アトピーだと、将来的にADHDになる確率が30%〜50%ほどある

・ADHDに対しての薬物療法により、アトピーなどのアレルギー反応が引き起こされることがある

・乳酸菌で腸内環境を整えれば、アレルギーや脳の発達の遅れを止められるかもしれない

 

目的

過去の記事(腸内環境に善玉菌を増やしただけで発達障害の予防や改善をした研究のまとめ)で、腸内環境が改善されただけで様々なアレルギー関連の症状が改善されるだけでなく、発達障害の改善や予防にも繋がる可能性があることを解説しました。

コラム筆者個人の意見として、上記で紹介している記事はとても時代を先取ったものでありかつ将来的には当然の治療法の一つとして受け入れられるだろうという確信があり、趣旨の近い論文も最近上がってきているので本人一押しのコラムとしてここでおすすめさせていただきます。

ではADHDに限定した場合、アトピーや喘息などの症状との関連性に関してどんなことが分かっているのでしょうか。先行研究を紹介するとともに、今後どのような予防方法や改善方法が標準化されるかを解説します。

 

先行研究の紹介

ADHDとアレルギー関連症状の併存率は1980年代からその存在を指摘されていました[1]。2017年の時点では、大人と子供合わせての世界中でADHDと診断されている割合は7.1%とされています[2]。

広く一般的に受け入れられている治療法はいくつかありますが(しつけや脳トレなど)その効果は遺伝と環境、年齢や期間などによってもその効果は変わってしまいます [3, 4]。その中で、もっとも一般的な治療法として世界中でも使われているのが、コンサータやインチュニブなどの薬物療法です[5]。

ADHDに対する薬物療法(コンサータやストラテラなど種類に関係なく)をすることで、どうやら一部はアトピーや喘息などの症状が表れることがいくつかの論文で報告されています。しかし、その原因ははっきりとは分かっていません[68]。

また、一部の研究によると中枢神経と免疫機能の関連性が指摘されており、免疫機能の低下などから問題行動、ADHDや自閉症と言った症状が表に表れることが報告されています[914]。

 

ADHDはどんなアレルギー症状に悩まされやすいのか

ここでは、手短に分析によって分かったことを解説します。

喘息:定型発達に比べて、ADHDは喘息にかかる可能性が2倍ほど高かった。

アレルギー性鼻炎:定型発達に比べて、その差は非常に小さいながらも鼻炎にかかる割合がADHDの方が高い傾向にあった。

アトピー性皮膚炎:国や研究方法によってはその結果に一貫性がなかったものの、どれも定型発達と比べてADHDの方がアトピー性皮膚炎にかかりやすい傾向にあることを示した。

アレルギー性結膜炎:不十分なデータ量、偏りの生じたデータにより、断定はできないものの定型発達の比べてADHDはアレルギー性結膜炎にかかりやすい傾向にある可能性がある。

食物アレルギー:詳細な分析により、どうやら定型発達もADHDも食物アレルギーに関してはほとんど差がないことが分かった。

 

また、別のメタ分析によると以下のように結論づけられています。

 

・喘息、湿疹、鼻炎はそれぞれ幼少期のADHDと関連性が高い

・幼少期のアトピーは、のちのADHDに発展する可能性が30〜50%ある

 

つまり、幼少期のアレルギー反応は免疫機能の異常を示している可能性があり、結果的にアレルギー物質などが脳の発達を遅らせADHDのような症状が表れると考えられます。

 

予防方法と改善方法

 

詳しくは、こちらの記事をご覧いただきたいのですがこちらでも簡単に解説させていただきます。

 

腸内環境、免疫機能、脳の神経などが様々なルートを通じて繋がっていることが数多くの研究で分かってきています。腸内環境を整えることで、免疫機能の異常を改善し脳へのアレルギー物質流入を防ぐことが可能であると考えられます。実際にこの考えを裏付けるような研究も蓄積されてきており、その期待感から発達障害の予防方法として使えるかもしれないことを指摘する論文が2018年の2月に発表されました。

 

では、実際にオススメのサプリなどを紹介します。

 

一つはバイオガイアです。

他にもおすすめなのが、アレルケアです。

 

どちらもアトピーなどアレルギー症状や腹痛などを軽減させるのに役立つ乳酸菌が入っており、結果的に腸内環境を整えてアレルギー物質の増加を止めることが期待できます。

これにより脳へのアレルギー物質の流入を防ぎ、脳の発達を阻害する要因を一つ減らすと考えられます。

 

まとめ

 

・アトピーなどのアレルギー性疾患は予防するに越したことはない。

・予防が可能なら、一部の発達障がいの原因を予防できる可能性がある。

・将来的には、この考えは当然のものとして受け入れられる可能性が高い。

 

参考文献

 

・Allergic diseases in children with attention deficit hyperactivity disorder: a systematic review and meta-analysis
Celine Miyazaki, Momoko Koyama,  Erika Ota

・Association of atopic diseases and attention-deficit/hyperactivity disorder: A systematic review and meta-analyses
Jurjen van der Schansa, Rukiye Çiçeka, Tjalling W.de Vries

関連するキーワード

関連記事

お気軽にご相談・お問い合わせください。お子さまの未来のこと、
相談してみませんか?