columnコラム

『夏を制する者が受験を制す』←将来性の担保になりうるか

2017/08/17

いい大学に入る、いい会社に入る、こう言ったゴールを持ってお子さんを育てている親御さんは多いかと思います。中には、「受験を制するものは自己を制する」といった思いで臨んで頑張っている方もいます。

 

今回は、受験勉強と将来性に関して脳科学の観点から何が分かるのかを解説していきたいと思います。

 

コツコツと勉強を頑張れる子には少なくとも4タイプいる

 

コツコツと頑張る人は、いくつかに分類できます。それが以下の通りです。

 

・流動生知性が非常に高いタイプ

・自己抑制機能が非常に高いタイプ

・不安を消したくて勉強するタイプ

・過集中タイプ

 

それぞれ、上から順番に将来性が高いとお考えください。

 

流動性知性

 

もっとも将来性が高いのが「流動性知性」が高いタイプです。このタイプは、何をやらせてもうまくいくタイプの人です。学力が高く、予測能力も高く、目標に対して前向きに行動ができます。そつなくあらゆることをこなせるので、見る人によっては多彩で、万能の天才であるかのような印象を受けるかもしれません。ですが、実際は流動性知性が高いと言うだけで万能の天才と言うわけではありません。

このタイプは、学力が高いので比較的にスムーズに高学歴になることがあります。

 

自己抑制機能

 

2番目に将来性が十分に高いのが自己抑制機能が高い人たちです。この人たちは目先の欲求や、簡単に手に入る安易な報酬には目を向けません。例えば、「今すぐであればマシュマロを一つ食べられるが、1時間後には5個食べられる」という二択で、しっかりと1時間我慢できる人たちです。明日のテスト勉強をするか、テレビを見てだらだら過ごすかという局面でも、テレビを見るのを我慢して勉強をしようと行動できます。

このタイプの人は感情や行動のコントロールができているので、人間関係で問題を抱えたり自堕落な生活を送ることは少ないです。

 

不安が強いタイプ

 

このタイプに多いのが、「親から勉強しろと言われたことがなかった」ことと、元から不安を感じやすい性格であることが組み合わさったタイプです。あまりにも親から勉強をしろと言われないので、不安になって勉強を一生懸命にします。人間関係で大きく問題になることはありませんが、「不必要なまでに不安を感じやすい」という性格から不合理な考えや行動をとってしまう場合もあります。それがゆくゆくは発達障がいや人格障がいに傾いてしまう可能性は残っており、定型発達となんらかの人格障がいの瀬戸際を綱渡りしているイメージです。

 

過集中タイプ

 

このタイプは、感情や行動の切り替えがうまくいかないことと、楽しいと思えることに対する集中力の高さが掛け算式に合わさって勉強にのめり込みます。

行動の切り替えなどがうまくいかないということは、強いこだわりであったり、自分の意見が絶対だと思い込んで周りの意見を聞かないなどといった特徴もあります。そういった特徴が人間関係の構築を阻む原因ともなるので孤立しがちです。

発達障がいの基盤を持っているとも考えられるので、二次障害や人格障害のリスクは低くありません。

 

どうすれば上位2つに入れるのか?

 

私たちが目指すべきは最初に説明した流動性知性が高いタイプの人で、それが難しければ二番目に説明した自己抑制機能が高いタイプにはなるべきです。そして、子育てをする際にも、この二つの能力を高める必要があるのです。

 

流動性知性に関しては、ワーキングメモリを軸に判断速度、判断正確性、行動の切り替えなどを鍛えていくと良いです。ワーキングメモリを鍛えるには少なくとも量の大小、順番や数の概念をしっかりと理解している必要があります。

つまり、数学的なセンスが重要とも言い換えられます。ソウマハウスでは数のセンスを使ってワーキングメモリを鍛えます。

ご家庭では、まずは子どもが数の大小を理解できるか、簡単な足し算や引き算を理解できるかを鍛えてもらうことが重要です。それに加え、ソウマハウスでワーキングメモリを鍛えてもらえれば、将来性は十分に高められます。

 

もう一つ、自己抑制機能も大切です。これは、しつけであったり、ルールをしっかり守れるか、目先の欲に負けてしまわないかなどで鍛えることができます。

ただし、「しつけ」以上に親子の信頼関係が良好であるということが最重要となります。親子関係がうまく行っていないにもかかわらず、厳しい罰やしつけ方をしてもほとんど無意味です。

 

まずは、安心できる親子関係かどうかをしっかりと見極めてください。もしそうでなければ、まずは先にスキンシップなどを優先してください。

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